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レパートリー
『レパートリー』という、症状索引集になります。
つまり、症状から検索して、その症状をもっているレメディの一覧を見ることが出来る専門書です。
例えば、マテリアメディアカの解説で、「お腹の水が温まったら吐く」という症状を検索してみると。
「Stomach-Vomitting-drinking-warm in stomach; as soon as water becomes」という項目があり、
以下のようなレメディ名が書かれています。
bism、Chlf、kali-bi、Phos、Pyrog
どのレメディーがその症状を表しやすいかがわかるように、レメディ名の中で、小文字は1点、斜字は2点、太字は3点、といったランク付けがあります。
点数が高いほうが可能性は高くなります。
1832年、ハーネマンの親友でもあり、弟子でもあったベニングハウゼンが、ハーネマンの命を受け継いで作り上げたモノが、最初のレパートリーです。
1897年、ハーネマンと並ぶホメオパシーの重鎮である、アメリカのホメオパシー医、ジェームズ・タイラー・ケントの出版したレパートリーがあります。
今の世に出ているレパートリーのほとんどが彼の書いたものです。
最近のホメオパスのほとんどは、症状を入力して検索できる、PCソフトを使ってレメディを割り出すことが出来るように、スピーディーで画期的になっています。
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